CustomerAI Perception Engine

対話型インテリジェンスを利用して価値の高い顧客データを抽出

SIGNAL 2023で、TwilioはCustomerAI Perception Engineを発表しました。AIを利用して詳細な顧客プロフィールを構築するこの新たなツールは、Voiceでの対話データを取り込み、将来のリリースではMessagingでのデータも活用します。

Image of Twilio voice intelligence being used on the recording of a call with a banking customer. It is counting the number of times the customer says the name of a regional bank or raises an interest rate objection.

CustomerAI Perception Engineとは?

CustomerAI Perception Engineは、最も価値の高いチャネルを活用するための対話型インテリジェンスです。電話に加え、将来のリリースではテキストやチャットボットを通して行う、顧客とのあらゆるやり取りからデータを抽出できます。メッセージ構造の事前定義や、カスタムモデルのトレーニングは必要ありません。抽出されたデータを使用して詳細な顧客プロフィールを構築でき、精度の高いパーソナライゼーションが実現します。

すでに顧客から共有されているデータを利用

CustomerAI Perception Engineは、AIを利用し、顧客の配送先住所や製品に対する好みなど、個々のユーザーデータを識別します。データが複数のメッセージで共有されている状況でも問題はありません。

A diagram of how CustomerAI Perception Engine fits in with the Twilio products and gathers customer data from various communications to power better relationships with your customers.
  • AIが作業を代替

    このツールでは、大規模言語モデル(LLM)、自動音声認識(ASR)、NLP、音声からテキストへの変換(STT)、言語演算子などのすべてを活用するため、メッセージ構造の事前定義やカスタムモデルのトレーニングは必要ありません。

  • 自在にパーソナライズし、生涯価値を改善

    顧客との対話から集めた、好き嫌いやチャネルの嗜好などのデータは、将来の対話を構築する情報源になり、エンドカスタマー体験の向上に役立ちます。

  • トレンドを分析し、配信とエンゲージメントを最適化

    エンゲージメント、配信、レイテンシーのデータを大規模に集め、分析することで、主なトレンドを見定め、時間と共に改善できます。

  • マーケティングやカスタマーサービスに携わるチームをサポート

    CustomerAI Perception Engineで、Flex、Segment、EngageなどのTwilioのツールが最終的に統合され、顧客データを最大限に活用できるようになります。

CustomerAI Perception Engineが通話の文字起こしにおいて力を発揮

Voiceは価値の高い対話に使われるチャネルであり、実用的なファーストパーティデータの宝庫です。

Speaker presenting at Twilio Signal

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CustomerAIに関するSIGNAL 2023での発表はこちら

TwilioのCEOによる、最新のCustomerAI製品に関する発表をご覧ください。CustomerAI Perception Engineの詳細や、顧客エンゲージメントに変化が現れる様子などについて説明しています。