トールフリー番号

トールフリー番号は10桁の電話番号です。市外局番の代わりに、877のようにあらかじめ割り振られた3桁のプレフィックスが特徴です。発信者には費用が発生しません。

これまで、トールフリー番号は顧客へのリーチに全コストを負担したい企業が使用していました。

しかし、今日のトールフリー番号は10年前に企業が使用していた1-800番号とは大きく異なります。用途は、注文用のホットラインに限定されません。米国とカナダでは通話とテキストメッセージの両方に対応しているため、動的な顧客コミュニケーションチャネルとして利用されています。

はい。米国とカナダのトールフリー番号はテキストに対応しているため、ショートコードやロングコードのようにテキストメッセージを送受信できます。 

既存のトールフリー番号をテキスト対応にすることにより、顧客がすでに認識している番号と同じ番号をそのまま使用できます。

トールフリーのテキストメッセージングは、ショートコードやロングコードのような他の種類の番号に送信するビジネスメッセージと同じように機能します。 

顧客は予約リマインダー、オファー、カスタマーサポートに関するトールフリーメッセージの受信・返信ができます。

Twilioならトールフリー番号の認証が簡単です。トールフリー番号を購入した後、または既存のトールフリー番号にポーティング（移植）した後、Messaging Compliance APIまたはコンソールから番号を確認できます。 

そのためには、ビジネス、連絡先、ロケーション情報、メッセージングのユースケースを含む顧客プロフィールを作成・送信し、審査を受ける必要があります。 

米国とカナダのトールフリー番号は必ず認証を受け、キャリアとの透明性、コンプライアンス、最適な配信方法を確保する必要があります。

トールフリー番号は、次の点で、A2P 10DLC番号とは異なります。

1. Twilioは社内でトールフリー番号を認証できます。10DLC番号は外部の登録管理団体による二次審査が必要なため、市場投入までの時間が長くなる場合があります。 

2. 10DLC番号には市外局番のローカルプレフィックスがあり、トールフリー番号には833、888、855などのプレフィックスが事前に割り振られています。 

トールフリーメッセージでは、顧客が受信したことが携帯電話レベルで表示されます。キャリアレベルで受信が表示される10DLCに比較すると、企業にとってメッセージングパフォーマンスと最適化の透明性が高いというメリットがあります。