STIR/SHAKENとは何か、なぜ重要なのか?
信頼済み発信者への応答率を向上
STIR/SHAKENは、増加する迷惑ロボコールや違法な発信者IDのなりすまし対策として、FCC(米国連邦通信委員会)から義務付けられたプロトコルです。SHAKEN/STIRを導入することにより、キャリアは「認証済みの発信者」などの信頼インジケーターを着信側の電話に表示することができます。
また、電話回線の迷惑使用を準リアルタイムのトレースバックで防止できます。
STIR/SHAKENエコシステムでは、発信者IDになりすます不正ユーザーは信頼されません。STIR/SHAKENを悪用した発信者は、ほぼリアルタイムのトレースバックにより特定され、規制団体と法執行機関から説明を求められます。
通話の評判が向上します。
通話に付与されるSTIR/SHAKENの信頼度は、通話解析企業にとって重要な情報です。サービスプロバイダーはこの信頼度を利用し、「認証済みの発信者」として通話を受け付けるか「スパムの可能性あり」とみなします。あるいは、ボイスメールにつないだり、ブロックしたりします。
通話における信頼性と透明性の向上
迷惑ロボコールへの対策
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TwilioがSTIR/SHAKENプロトコルを使用した音声通話の導入に着手
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信頼インジケーター
STIR/SHAKENの信頼度が最も高い通話には、信頼インジケーターに「認証済みの発信者」などと表示できます。
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アーリーアクセスにサインアップして、簡単に有効にできるTwilioのSTIR/SHAKENソリューションを無料でお試しください。
音声の価値を再確認
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通話認証
チェックマークまたは「認証済みの発信者」インジケーターが表示されるため、顧客は貴社の通話が認証済みであることが分かります
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評判スコア
通話の評判スコアを改善し、顧客に再度電話に出てもらえるようになります
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Trust Hubにより、音声を含むすべてのチャネルで認証されます
コミュニケーションの信頼性確保に向けてTwilioと並走
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Alliance for Telecommunications Industry Solutions(ATIS)のRobocalling and Communication ID SpoofingグループでTwilioは取締役会に名を連ね、共同議長を務めています。
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ATIS、インターネット・エンジニアリング・タスクフォース(IETF)、SIPフォーラムと提携してSHAKEN/STIRの仕様を策定しています(SIP=セッション開始プロトコル)。
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Twilioでは、お客様が顧客にアプローチできるよう、違法ななりすましやロボコールの根絶に取り組んでいます。
コミュニケーションの未来をともに築きましょう
Twilioがリーダーとして参加する数多くの委員会では、企業と消費者間の信頼回復に取り組んでいます。例を上げると、USTelecom、Industry Traceback Group、State Attorneys General Anti-Robocall Coalition、North American Numbering Councilがあります。